うぶ毛(産毛)とは、通常の髪のように太く長く成長していない、細くてコシがない髪を指します。うぶ毛(産毛)は、薄毛やハゲ、男性型脱毛症・AGAの人に多くみられる症状の一つです。日本人には、平均して約10万本の髪があります。1本の髪は、成長期、退行期、休止期というヘアサイクルを経て成長し、やがて抜けます。毎日、100本前後の髪が抜けて、生え変わっているのです。毛母細胞によって成長期に作られたうぶ毛(産毛)は、しだいに太く長く成長し、やがて抜けますが、薄毛や脱毛症の場合は、うぶ毛(産毛)が充分に成長せずに休止期を迎え、うぶ毛(産毛)のまま抜け落ちてしまいます。また、うぶ毛(産毛)は、細く弱いため休止期に入る前に、ちょっとした刺激で抜けてしまうことも多く、ますます薄毛や脱毛は進行してしまいます。頭皮にうぶ毛(産毛)が多い場合は、ヘアサイクルが乱れている可能性があります。放っておくと脱毛や薄毛が進行していきます。「最近、頭皮にうぶ毛(産毛)が目立つようになった」「抜け毛が多い気がする」といった自覚症状がある場合は、早めの治療が大切です。男性型脱毛症・AGAの場合は、うぶ毛がはえていれば、適切な治療を根気よく続ければ、発毛や育毛は可能だと言われています。自分の抜け毛や髪の状態を知るためにも育毛・増毛サロンでカウンセリングを受けたり、皮膚科や内科でAGAチェックを受けることをオススメします。
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