●覚 田:
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先生のところへ髪の悩みで来られる方は、具体的にどのように悩んでいるのですか?
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●小 林:
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自分の髪が薄い・抜けてきているなどを心配するあまり、対人・異性関係など人とのコミュニケーションがとりにくくなってしまったり、前向きに生活できなくなったりする人など、髪の問題から社会生活全般の問題へと広範囲な悩みになってしまっています。
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●覚 田:
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そういう状態になると、ますます髪にはよくないですよね。
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●小 林:
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そうですね。精神的なストレスから髪の毛が抜けてしまうこともあると思いますので、ネガティブな考えは決してよくないと患者さんにも指導しています。
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●覚 田:
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治療においてメンタルな部分でも重要になってくるのでしょうか?
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●小 林:
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そうですね。かなり大きなウェイトを占めると思います。
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●覚 田:
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ということは、内服薬、塗り薬、それとプラス精神的なケアをすることが、髪にいいといういうことでしょうか?
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●小 林:
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一般の皮膚科外来では、そこまで時間的な余裕がないのも現状ですが、精神的なケアも平行して行うことも大切です。
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●覚 田:
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髪の悩みはなかなか相談できにくいかとは思いますが、通常、病院というとみなさん待合室で長い時間待っていますが、こちらの城西クリニックでは、どのようになっていますか?
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●小 林:
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基本的には完全予約制をとっていますので、長い待ち時間になるということはありません。
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